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ベランダ防水の施工順序ミスが招く雨漏り——アルミサッシと防水の関係【戸田市】

    
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ベランダ防水の施工順序ミスが招く雨漏り——アルミサッシと防水の関係【戸田...

📅 施工年月:2014年7月

🏠 ベランダ防水・雨漏り調査

戸田市のお客様から「2階の台所の天井に雨漏りのシミがある」とご相談をいただきました。外観を調査すると屋根に問題はなく、原因は3階のベランダにありました。サッシ下枠の裏側まで防水層を立ち上げられていなかったことが、数年後の雨漏りの根本原因でした。

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現場の状況 ─ 2階天井のシミ、原因は3階のベランダ

2階台所の天井に雨漏りのシミがくっきりと残っていました。外から建物全体を観察すると、屋根は急勾配でサイディングに一部ひび割れが確認できます。しかし屋根が雨漏りの原因には見えません。少し離れて全体を見渡すと、実は3階建ての建物で、3階部分にベランダがあることがわかりました。

ベランダ出入口アルミサッシ下部の防水劣化の様子

3階ベランダを調査——原因はすぐに判明

お客様の了解を得て3階ベランダを確認すると、出入口のアルミサッシ下部の防水が劣化し、隙間が生じていました。サッシ周辺には防水材の汚れも残っており、施工の順序を物語っていました。アルミサッシを取り付けた後に防水工事を行っていたのです。

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雨漏りの本当の原因 ─ 防水の「立ち上がり」が取れなかった

ベランダ防水に欠かせない「立ち上がり」とは

ベランダの防水工事は、床面を覆うだけでは不十分です。出入口のサッシ下枠の裏側(フレームの内側)まで防水層を立ち上げる必要があります。この立ち上がりがあることで、サッシを伝って入ってきた雨水は防水層の上を流れ、ベランダ床面へ排出されます。

今回の問題 ─ サッシ面に防水材が当たって終わっていた

今回の現場では、サッシ周辺に防水材の汚れが付着していました。これは防水層がサッシの裏に回り込めず、サッシの表面(外側)に突き当たる形で終端していた証拠です。この状態では防水層とサッシの間に継ぎ目ができ、年月とともに劣化すると隙間から雨水が内部に浸入します。サッシを取り付けた後に防水工事を行うと、物理的にサッシ裏への立ち上がりが取れないため、こうした施工になりやすいのです。

新築・中古住宅購入時の注意点:ベランダがある物件を検討する際、サッシ周辺に防水材の汚れや継ぎ目が見えている場合は、立ち上がりが正しく処理されていない可能性があります。築10年前後で「サッシ下から染みてくる」という症状が出やすいため、早めの点検をおすすめします。
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ベランダ防水で確認すべきポイント

ベランダを持つ建物では、定期的に以下のポイントを確認することをおすすめします。

  • 出入口サッシ下部の防水層に隙間・浮き・割れがないか
  • ベランダ床面の防水層にひび割れや膨れが出ていないか
  • 排水口(ドレン)が詰まっていないか
  • 室内側の天井や壁にシミ・変色がないか
防水工事の目安:ウレタン防水の寿命は一般的に10〜15年程度です。築10年を超えたベランダは一度専門家に点検してもらうことをおすすめします。放置すると室内への雨漏りだけでなく、下地の腐食にまで発展します。

ベランダや屋上の防水、雨漏りが気になる方は無料診断からご相談ください。雨漏りの応急処置については雨漏り応急処置コラムもあわせてご覧ください。

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