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【さいたま市の雹被害】2022年6月の実例とカーポート・雨樋の被害|火災保険の使い方

    
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【さいたま市の雹被害】2022年6月の実例とカーポート・雨樋の被害|火災...

📅 掲載日:2026年6月|本記事は、2022年6月2日にさいたま市で発生した雹(ひょう)被害を地域実例の軸に、雹特有の被害箇所と火災保険(雹災)の使い方を整理したものです。掲載情報は2026年6月時点の内容で、火災保険の細部は契約・保険会社によって異なるため、ご自身の約款と保険会社窓口での確認が前提となります。

🧊 雹害・火災保険

さいたま市は雪国でも豪雨地帯でもない、比較的気候が穏やかな地域というイメージがあります。ただし雹(ひょう)は別の話で、2022年6月2日の午後、埼玉県を中心に広い範囲で大規模な降雹がありました。さいたま市内でも午後から夕方にかけて降雹があり、住医やたべにもその後しばらく雹被害のご相談が集中しました。「うちは雹なんて関係ない」と思っていた方が多かった印象です。

本記事は、その2022年の実例を軸に、雹特有の被害箇所(カーポート屋根・テラスのポリカ・雨樋など)と、雹災が火災保険の対象になりうるという基本知識を整理します。通過後の被害確認の一般手順や火災保険申請の詳細な流れは 別記事「【台風が過ぎたら】被害確認の手順と火災保険の使い方」 にまとめているので、本記事は「雹害特有のところ」に絞ります。

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さいたま市にも雹は降る ── 2022年6月2日の実例

埼玉県内の降雹は、実は珍しい現象ではありません。ずっと遡れば、大正6年(1917年)6月29日に熊谷測候所(現在の熊谷地方気象台)が「鶏卵大、多くは梅の実大」の雹を観測した記録があります。約100年前から、初夏の県内には大粒の雹が降る可能性があった、という事実です。

2022年6月2日、さいたま市で何が起きたか

2022年6月2日、群馬県・埼玉県を中心に大規模な降雹があり、さいたま市内でも6月2日の午後から夕方にかけて降雹が観測されました。埼玉県はこの降雹について「令和4年6月2日の降ひょうによる被害状況について」を公表しています(発表の内容は人的・住家被害が中心です)。屋根材・カーポート・雨樋・自動車・農作物などへの建物・物損被害については、各業者・各種報道でも広く記録されており、住医やたべの周辺地域でも建物や付属物の被害が多数確認されました。

「うちは関係ない」が崩れた日 2022年の雹害は、さいたま市の戸建てオーナーに「雹は他人事ではない」という現実を突きつけたケースとして、現場でも記憶に残っています。住医やたべでも、降雹直後から数週間にわたって「カーポートに穴が空いた」「雨樋に穴が」というご相談が一気に増えました。

2022年さいたま市の降雹は「中粒中心」だった

住医やたべの現場感覚として、2022年6月2日のさいたま市内の降雹は、家屋の窓ガラスを片っ端から割っていくような大粒(ピンポン玉〜ゴルフボール級)ではなく、ポリカーボネート波板や塩ビ製の雨樋を貫通する程度の中粒が中心でした。ガラス被害が「ゼロ」だったわけではありませんが、後述する「カーポート・テラスのポリカ・雨樋」の被害が圧倒的に多かったのが当時のさいたま市の特徴です。

降雹は地域によって粒の大きさが大きく違います 同じ日に降った雹でも、群馬県内では卵大〜大型の粒が報告されている地域もあり、被害の様相は地域差が大きくなります。本記事の「中粒中心」はあくまで2022年6月2日のさいたま市内における住医やたべ周辺の現場感覚です。
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雹害で多い被害箇所(さいたま市の現場から)

住医やたべに2022年に寄せられた雹被害のご相談を整理すると、被害が出やすい部位には明確な傾向があります。順に5箇所を見ていきます。

①カーポート屋根(ポリカ波板)の割れ・穴

2022年の雹害で、住医やたべに最も多かったのがカーポート屋根のご相談です。ほとんどのカーポートはポリカーボネート(略してポリカ)製の波板が使われており、雹が直撃すると割れる・穴が開く・ヒビが入るといった被害が出ます。新品のポリカは衝撃に強い素材ですが、屋外で常に紫外線にさらされて経年劣化したものは脆くなっており、中粒の雹でも貫通することがあります。

②テラス屋根のポリカの破損

勝手口や1階の窓上に設置されているテラス屋根も、カーポートと同じくポリカ波板であることが多く、雹害の被害を受けやすい部位です。テラス屋根は車のように下に「守るべきもの」が常駐していない分、被害に気づくのが遅れやすい傾向があります。

③雨樋(あまどい)の穴あき・破損 ── 塩ビ製が特に弱い

住宅用の雨樋は塩ビ(塩化ビニル)製が広く採用されていますが、これも雹害の被害が出やすい部材です。住医やたべの現場感覚として、2022年の雹害ではカーポート被害と並んで「雨樋に穴が空いた」というご相談が多数ありました。

塩ビ雨樋が雹に弱くなる理由は、経年での硬化・脆化です。塩ビは紫外線や寒暖差で年々柔軟性を失い、衝撃を吸収する力が下がっていきます。設置から10年以上経った塩ビ雨樋は、中粒の雹でも穴が空いたり、軒樋(のきどい)の側面が割れたりすることがあります。

④屋根材(スレート・瓦・金属)の打痕・割れ

屋根面も雹害の対象になります。コロニアル(化粧スレート)は薄く硬い素材なので、大粒の雹が当たると角が欠けたり、ひび割れが走ったりします。瓦屋根は1枚単位で割れが発生することがあり、金属屋根(ガルバリウム鋼板など)は表面にへこみ(打痕)が残ります。打痕は雨漏りに直結しないこともありますが、塗膜が割れて錆の起点になる可能性があります。

⑤窓ガラス・外壁(2022年さいたま市では限定的)

大粒の雹であれば窓ガラスや外壁にも被害が出ますが、2022年6月2日のさいたま市内では、住医やたべの体感として「ガラスが割れる」までの被害はそれほど多くありませんでした。これは粒の大きさが中粒中心だったことが理由と考えられます。降雹の規模次第ではガラス被害も普通に発生し得る現象なので、地域や年によって状況は変わると思っておいた方が安全です。

  • カーポート屋根(ポリカ波板)── 経年品ほど脆く穴が開きやすい
  • テラス屋根のポリカ ── 下に守るべき物がないと気づきにくい
  • 雨樋(塩ビ製)── 10年以上経過したものは中粒でも穴が空く
  • スレート屋根 ── 角欠け・ひび割れ・ノンアスベスト過渡期品は要注意
  • 瓦屋根 ── 1枚単位で割れる可能性
  • 金属屋根(ガルバリウム等)── 表面の打痕、塗膜割れから錆の起点に
  • 窓ガラス・外壁 ── 大粒なら被害あり、2022さいたま市は中粒中心で限定的
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雹被害の確認手順(地上から・写真記録)

雹が降ったあとの被害確認は、まず地上から落ち着いて行ってください。屋根に登っての確認は転落事故のリスクが高いので避けてください(濡れた屋根の危険性や、室内チェック・写真の撮り方の詳細は別記事に整理しています)。

雹害特有のチェックポイント

雹害の確認は、台風後の被害確認と共通する部分も多いですが、雹に特有のチェックポイントがいくつかあります。

  • 上向き面の打痕:雹は上から落ちてくるので、屋根材・雨樋・カーポート屋根の上向き面に被害が集中する
  • ポリカ波板の貫通穴・ヒビ:カーポート・テラス屋根は地上から見上げて、透明度が変わっている部分・欠けている部分がないか確認
  • 雨樋の貫通穴・側面割れ:軒樋の上面や側面にスマホズームで穴・割れがないか確認、雨が降っていない時でも泥や葉が穴から漏れていれば兆候
  • 地面に落ちた屋根材片・ポリカ片:玄関アプローチや庭に落ちている破片は、片付ける前に撮影
  • カーポート下の車のボディ:車にも凹みが残っていれば自動車保険の対象になり得る(別途確認)

打痕は経年劣化と区別がつきにくい ── 早めの記録が大事

雹害の難しいところは、打痕(へこみ・小さなヒビ)が「いつできたものか」が時間とともに分からなくなる点です。雹が降ってから1〜2年経つと、その打痕が経年劣化なのか雹害なのかの判別が難しくなり、後から保険申請しようとしたときに認定が難しくなることがあります。被害があったその日のうち、遅くとも数日以内に写真記録を残しておくことが、後々の選択肢を狭めない最大の予防策です。

被害確認の一般手順・写真の撮り方は別記事へ 「全景→中景→近景の3点セット」「飛来物は片付ける前に撮影」「EXIF情報を消さない」など、被害確認と写真記録の汎用的な手順は 別記事「【台風が過ぎたら】被害確認の手順と火災保険の使い方」 にまとめています。雹害でも基本は共通するので、本記事と併せてご覧ください。
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雹災と火災保険 ── 対象枠に入りうるという話

「火災保険」と聞くと火事のための保険のように思えますが、実際には風災・雹災・雪災といった自然災害もカバーされている契約が多くあります。2022年の雹害でも、火災保険を使ってカーポート・テラス・雨樋などを修理されたお客様が多くいらっしゃいました。

雹災は「風災・雹災・雪災」の枠で対象になりうる

多くの火災保険には、風災・雹災・雪災をまとめてカバーする補償枠が設けられており、雹による損害もこの枠で対象になり得ます。「なり得る」と書いているのは、契約によって補償の有無・免責金額・支払い条件が異なるためです。「雹被害があれば必ず保険が下りる」とは言えません。ご自身の保険証券と約款を確認するか、保険会社の窓口に問い合わせるのが確実です。

申請の詳細は別記事に整理しています 火災保険申請の流れ・必要書類・申請期限(保険法第95条で3年)・「申請代行業者」のトラブル注意などの基礎情報は、別記事「【台風が過ぎたら】被害確認の手順と火災保険の使い方」 の火災保険パートでまとめています。雹災の申請も流れは同じなので、こちらを参考にしてください。

認定の分かれ目は「経年劣化との線引き」

雹害の保険認定でいちばんの分かれ目になるのが、「その損傷は雹害なのか、それとも経年劣化なのか」という線引きです。たとえば塩ビ雨樋の穴は、雹害でできた穴と、紫外線で脆くなった部分が自然に割れた穴とでは、見た目だけでは区別がつきにくい場合があります。鑑定人の判断は、損傷の形状(雹害なら上向き面に集中、円形に近い打痕など)、周辺の同条件部位との比較、降雹の事実(気象データや報道)など複数の情報を合わせて行われます。

本記事は概要のみ・他の補償詳細は準備中 火災保険の他災害(水災・落雷など)の詳細、等級・特約の解説、保険会社ごとの比較、再調達価額と時価の違いなどは、本記事の射程外です。これらをまとめた解説記事は別途準備中です。

※ 自動車のボディ凹みは、火災保険ではなく自動車保険(車両保険)側で対応するケースが一般的です。お車の保険についてはご契約の損保会社にご確認ください。
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プロ点検・住医やたべへのご相談

「雹が降った後、確認したいけれど自分で屋根に登るのは怖い」「2022年の雹被害をそのままにしているけれど今からでも何かできるか」というご相談は、いつでもお受けしています。住医やたべは、さいたま市を中心に創業50年以上の地域密着工務店として、雹害を含む各種自然災害の被害確認・修理見積を一通り対応しています。

ドローン+目視のハイブリッド点検

当社の屋根点検は、ドローン空撮で全体像を高解像度で記録したうえで、棟板金・雨樋・カーポート・テラスなど劣化が出やすい部位は目視と手触りでも確認するハイブリッド方式です。屋根に乗らずに上向き面の打痕を確認できるので、雹害の確認とは相性のいい方法です。

住医やたべは「申請代行業者」ではありません

当社は火災保険の申請代行業者ではなく、屋根・外壁のリフォーム工務店です。お客様の保険申請に必要な「被害状況写真」「修理見積書」を整えてお渡しすることはできますが、申請手続きそのものはお客様ご自身が保険会社と直接行う形になります。代行手数料は一切いただきません(これは他社批判ではなく、当社のサービス境界の明示としてお伝えしています)。

  • ドローン+目視のハイブリッド点検、点検は無料
  • 雹害特有の上向き面打痕・ポリカ波板の貫通穴・塩ビ雨樋の損傷を確認
  • 被害状況写真・修理見積書はその場でご用意
  • 火災保険の申請代行は行いません(お客様自身で申請いただきます)
  • 創業50年以上、リピーター約80%・新規の約60%がご紹介
  • 相談ベースでOK、押し売り・追加営業は行いません

「今からでも遅くないですか」というご質問について

2022年の雹被害から数年経ったいま、改めて見ておきたいというご相談は今でも入ります。火災保険の申請期限は被害発生日から3年(保険法 第95条)が一般的で、過ぎてしまうと請求権が消滅するので、まだ手をつけていない場合は早めに動かれることをお勧めします。経年劣化との区別が難しくなる前に、状況だけでも一度確認しておくのが安全です。さいたま市・川口市・上尾市・春日部市・川越市など埼玉県広域に対応しています。

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被害確認の一般手順・写真の撮り方・火災保険申請の基礎は、以下の記事にまとめています。

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☎ 0120-7-41880
フリーダイヤル|8:00〜19:00

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