ゲリラ豪雨で雨樋があふれて雨漏り|ドレン3か所増設で排水能力を強化した事例【さいたま市】
📅 掲載日:2014年6月|本記事は施工当時の情報を基に作成しています。制度・法令は変更される場合があります。最新情報は各自治体・担当窓口にご確認ください。
「大雨のたびに雨樋からあふれて室内まで水が入ってくる」というご相談を受け、排水ドレンを3か所増設する工事を実施しました。四方を壁に囲まれた特殊な屋根構造のため、排水能力が不足すると即座に雨漏りにつながります。工事の手順と、ゲリラ豪雨に強い排水設計のポイントをご紹介します。
大きな軒樋がついていても、排水できる量は集水器(じょうご)とそこから繋がる竪樋の穴径に左右されます。軒樋がどれだけ大きくても、じょうごの穴が小さければそこがボトルネックになり、水があふれます。

今回の現場は四方を壁で囲まれた屋根構造のため、雨樋があふれると外に逃げ場がなく、そのまま室内への浸水(雨漏り)に直結する条件でした。排水能力の強化が急務の現場です。
天井点検口の取り付け
まず天井裏の状態を確認するため、点検口を設置します。既存配管のルートや状態を把握してから次の工程に進みます。
屋根面への穴あけとドレン取り付け
排水箇所を新たに設け、ドレン(排水口部材)を取り付けます。ドレンは上下2パーツのねじ込み式で、屋根の上と天井裏それぞれから部品を持ち合わせて締め込む作業です。位置合わせが難しく、職人の経験が問われる工程です。
排水パイプの接続・既存管との合流
ドレンから伸ばす新設パイプは75mm径のドレンに対し、既存配管のサイズに合わせて100mm径を使用。3か所増設し、既存の排水系統に合流させます。




ドレンを3か所増設したことで、排水能力が大幅に向上しました。これにより、ゲリラ豪雨レベルの集中降雨でも雨樋からのあふれを防ぐことができます。
- 排水ドレンを3か所増設し、排水能力を強化
- ドレン75mm・配管100mmで既存系統にスムーズに合流
- 四方壁囲いの屋根構造でも室内への浸水リスクを解消
雨樋の排水能力改善や雨漏り対策については、雨漏り対策コラムもあわせてご覧ください。