地震のとき、家の中で倒れてくるものを見直しましょう|今日からできる耐震対策
📅 掲載日:2026年3月|本記事は2026年3月現在の情報を基に作成しています。製品仕様・価格は変動する場合があります。
「家具の固定、やらなきゃとは思ってるんだけど……」
地震のニュースが流れるたびにそう思って、でも結局そのままになっている——そういう方、多いんじゃないでしょうか。
大がかりなリフォームをしなくても、今日からできる地震対策があります。まずは家の中で「倒れたら困るもの」を見直すところから始めてみてください。
地震で家の中のケガの多くは、家具・家電の転倒・落下が原因です。東京消防庁の調査では、阪神淡路大震災で室内にいて負傷した方の約30〜50%が家具の転倒・落下・移動によるものとされています。
特に注意が必要なのは次の4つです。
液晶テレビは「薄くて軽くなった」イメージがありますが、画面サイズが大型化した分、重心が高くなっています。テレビボードの上に置いているだけでは、震度5強以上でかなりの確率で倒れます。
ホームセンターや通販で手軽に入手できる耐震グッズがあります。それぞれの特徴と、「どこまで効果があるか」を正直に解説します。
家電・家具の底面に貼るゲル状のシート。テレビや小型家電の固定によく使われます。取り付けが簡単で賃貸でも使いやすい。
- 設置が簡単・原状回復しやすい
- 軽〜中程度の揺れには効果あり
- 価格が安い(数百〜数千円)
家具と壁をベルトやワイヤーでつなぐ固定具。食器棚・本棚・冷蔵庫など、背の高い家具に有効です。
- ジェルより強い固定力
- 比較的安価(千円〜数千円)
家具の上部と天井の間に突っ張る器具。食器棚・本棚などに多く使われます。
- 壁に穴を開けずに設置できる
- 賃貸でも使いやすい
DIYの耐震対策で一番多い失敗が、「壁の下地のない場所にビスを打ってしまった」ケースです。石膏ボードはビスが刺さりますが、強い力には耐えられません。見た目は固定されているように見えても、本震が来たときに壁ごと抜けてしまうことがあります。
住まいのかかりつけ医として、こういったご相談も受け付けています。
- 壁の下地の位置を調べて、正しい場所に固定したい
- 自分でやってみたけれど、本当に効いているか確認してほしい
- 築年数が古く、壁の構造がわからない
「こんな小さな相談でいいのか?」と思わずにご連絡ください。小さな対策の積み重ねが、いざというときの安全につながります。