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セメント瓦から波板へ──谷の腐食で雨漏りした屋根を一日で葺き替え【さいたま市】

  
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セメント瓦から波板へ──谷の腐食で雨漏りした屋根を一日で葺き替え【さいた...

セメント瓦の屋根が雨漏り。瓦自体には割れがなく、見た目には問題が見えにくい屋根でした。屋根に上がってわかったのは、板金の谷が腐食しきっていたこと──水返しの折り曲げが消失し、防水紙も役目を失っていました。屋根勾配と工期を考慮して波板で葺き替え、谷4か所と複数の取り合いを含む密度の高い仕事を、日が短い時期に一日で完成させた現場の記録です。

目次

1セメント瓦の屋根で起きていたこと

今回の現場は、さいたま市内のセメント瓦の屋根です。雨漏りのご相談で伺いました。

セメント瓦は、表面の塗膜が経年で劣化していくものの、瓦そのものは割れにくく、見た目だけでは問題が見えにくい屋根材です。今回も瓦自体に大きな割れはありませんでした。

屋根に上がって原因を探ると、雨水が集中する「谷」の板金がぼろぼろに腐食していました。本来であれば縁を折り曲げて作る「水返し」の部分が、サビで欠落していたのです。これでは雨水が谷板金の裏側に回り込み、下地を直撃します。

腐食した谷板金の状態
水返しが消失した谷の縁

セメント瓦の下に隠れた防水紙(アスファルトルーフィング)も、捲ってみるとほぼ形がない状態でした。木の下地が見えています。雨漏りを最小限に抑えていたのは、もはや防水紙ではなく、セメント瓦そのものの「重なり」だけでした。

2瓦と防水紙をすべて剥がす

葺き替え工事をすることになり、まずはセメント瓦をすべて剥がしました。

瓦を剥がすと、想像どおり防水紙は腐食しきっていました。木の下地(野地板)が露出しています。

瓦撤去後の腐食した下地

瓦を剥がしたあとは、丁寧に清掃します。古いビスや釘の頭、ホコリを取り除いてから、新しい防水紙を張り、必要な箇所に木の下地を補強しました。

3なぜ波板を選んだか

今回の屋根材は、ガルバリウム波板です。

セメント瓦の葺き替えでは、瓦棒(縦方向に立ち上がりを持つ金属屋根)も選択肢に入ります。ただ、屋根の勾配と工期を踏まえて、今回は波板を選びました。

  • 屋根の面積は小さい一方で、谷や取り合いが多く、細かい納まりが多い現場
  • 日が短い時期で工期に余裕がなく、一日で仕上げる必要があった
  • 瓦棒よりも波板のほうが、複雑な取り合いに対する納まりの自由度が高く施工も早い

こうした条件を勘案しての選定です。屋根材選びは「どれが一番いい」ではなく、現場ごとの条件で最適解が変わります。

新しい防水紙と下地施工

4谷4か所と取り合い──密度の高い仕事

屋根面積は小さいのですが、施工する内容は盛りだくさんでした。

  • 屋根本体の「谷」が2か所
  • 隣接する瓦屋根との取り合いの「谷」が2か所
  • 既存屋根との取り合いの谷と、雨水を確実に逃がすための「捨て谷」

谷板金は、雨水が集中する箇所です。納まりを間違えると、新しい屋根からまた雨漏りを引き起こします。「捨て谷」は、雨水を確実に外へ流すための補強用の板金で、複雑な取り合い部分では捨て谷を追加して二重に守ります。

谷板金の新規施工

日が短い時期、これだけの内容を一日で仕上げるには、段取りが命です。谷を先に組み、波板を張り、登り部分の納まりを取り、最後に棟(屋根のてっぺん)を仕上げる──順序を間違えると、後の工程でやり直しが発生します。

波板葺き工事中

5葺き替え完成、翌日の雨にも備えて

葺き替え完成後の屋根

無事、一日で葺き替えが完成しました。翌日は雨の予報。完成のタイミングがギリギリでしたが、これで雨漏りの心配はありません。

セメント瓦の屋根は「外から見る限り」では問題が見えにくい

セメント瓦は、瓦自体が長持ちするため、屋根を見上げても割れや欠けが目立たないことが多い屋根材です。瓦の下で防水紙や谷板金がどうなっているかは、屋根に上がらないと分かりません。「屋根が古いけど瓦は割れていないから大丈夫」と思っていらっしゃる方こそ、一度無料の屋根診断をご相談ください。雨漏りが始まってからの修繕は、葺き替えに加えて天井や室内の補修も必要になり、費用も期間も大きくなります。

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