降雪前日に割れ瓦を応急処置|板金カバーで雨仕舞いを確保した瓦屋根の記録
📅 工事施工日:2013年12月
❄️ 緊急応急処置
降雪予報が出た12月、埼玉県さいたま市のお客様から「棟の際の瓦が割れて雨漏りしている」とご相談をいただきました。棟から2枚目の瓦の交換は棟の積み替えを伴う大がかりな工事になるため、年内の完工は困難な状況でした。
雪や雨のたびに雨漏りが続くのを防ぐため、まず応急処置を実施。年明けに本格工事で対応した事例をご紹介します。
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状況の確認|棟際の瓦割れで雨漏り発生
割れていたのは棟(むね)から2枚目の瓦。棟に接する位置にある瓦のため、交換するには棟全体の積み替えが必要になります。

なぜ棟際の瓦交換は大工事になるのか 棟は屋根の頂上部分で、漆喰(しっくい)と熨斗瓦(のしがわら)を積み重ねて構成されています。その際(きわ)の瓦を取り外すには、棟を一旦バラして再び積み直す必要があり、1〜2日では終わらない工事になります。

翌日から雪になる可能性があり、そのまま放置すれば確実に室内への雨漏りが続く状況でした。年明けの本工事まで建物を守るための応急処置を即日実施しました。
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応急処置の手順|板金カバーで雨仕舞い
施工の流れ
STEP
01
表面の清掃
瓦表面のゴミ・コケ・汚れを取り除き、接着剤の密着力が十分発揮される状態に整えます。
STEP
02
ひび割れへの接着剤充填
ひびを軽く広げて奥まで接着剤を流し込み、割れ目からの浸水を塞ぎます。
STEP
03
接着剤の盛り付け
瓦の数か所に接着剤を山盛りに盛り付け、次のステップで取り付ける板金の固定台座をつくります。
STEP
04
加工板金の取り付け
割れた瓦の形状に合わせて板金を加工し、接着剤の上に固定。瓦の割れ目を完全に覆って雨水の浸入を遮断します。


板金カバー応急処置の目的 本工事までの期間、雨・雪・霜などあらゆる水分が割れ瓦から浸入しないようにすることが目的です。あくまで暫定的な処置であり、春以降の本格工事で根本解決を行います。

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年明けの本工事へ|棟積み替えと瓦交換
応急処置で冬の雨・雪をしのいだあと、年明けに本格的な工事を実施しました。
- 棟の積み替え(漆喰・熨斗瓦の解体・再施工)
- 割れた瓦の交換(同種の瓦を手配・差し替え)
- 周辺の防水紙・漆喰の状態確認と補修
「年内は間に合わない」と言われたら 業者によっては応急処置を省略してそのまま年を越させてしまうケースもあります。雨漏りが起きている状態で放置すると、天井や壁の内部が傷み続けます。工事時期が先になる場合は必ず応急対処を依頼するようにしましょう。
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応急対応と本工事の考え方
住医やたべでは、ご相談いただいた内容の工事が時間的に間に合わない場合、本工事まで建物を守るための応急処置を先に実施しています。お客様に長期間雨漏りのストレスを抱えたままお待たせしないための対応です。
- 応急処置は「本工事が終わるまでの橋渡し」として位置づけている
- 応急で済む問題か、本工事が必要かを正確に判断して提案する
- 工事が先になる場合でも、まず建物の状態を安定させることを優先する
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