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施工は正しかったのに雨漏り——トップライトの鉛板が経年腐食で穴が開いた事例(築17年

    
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施工は正しかったのに雨漏り——トップライトの鉛板が経年腐食で穴が開いた事...

📅 掲載日:2013年12月

🔍 トップライト雨漏り調査

「どこから雨漏りしているのかわからない」——川口市のお客様からご依頼を受けて調査した結果、原因はトップライト(天窓)まわりの鉛板の経年腐食でした。施工不良ではなく、築17年という年月がもたらした純粋な劣化です。

トップライトの雨漏りというと「雨仕舞いの施工ミス」を想像しがちですが、正しく施工されていても板金材料が腐食して穴が開くことがあります。雨漏りの原因は、意外なところに潜んでいます。

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現場確認——正しく施工された天窓に穴が開いていた

瓦屋根に設置されたトップライトの雨仕舞いを確認すると、専用部材を使ったメーカー施工説明書通りの正規の納まりでした。施工不良ではありません。しかしよく見ると、白い板金部分に黒い筋と点が見えます。

トップライトまわりの鉛板。白い表面に黒い筋と腐食による穴が確認できる状態
鉛板の腐食穴のアップ。突起物による損傷ではなく、経年劣化で板金が薄くなり穴が開いている

最初はゴミかと思いましたが、よく確認すると腐食によって穴が開いていました。外部からの突起物による損傷ではなく、鉛板そのものが経年劣化で薄くなり、ついに穴が空いた状態です。

⚠️ 鉛板の腐食穴は珍しいが確実に起きる 銅板の腐食穴は過去に何度も確認してきましたが、鉛板でここまで腐食が進んだケースは稀です。ただし、長年にわたる雨水・大気への曝露によって板金材料が薄くなり穴が開くという現象は、材質にかかわらず起こりえます。劣化の原因は大気汚染の影響も指摘されていますが、詳細なメカニズムは現時点では完全に解明されていません。
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穴の下を確認——瓦桟の傷みと雨水の流れた痕
鉛板の穴の下の瓦を外した状態。雨水の流れた痕と瓦桟の傷みが確認できる
トップライト下部の屋根内部。雨水のしみと木材の傷みが進行している様子

穴の下にある瓦を外して内部を確認すると、雨水が流れた痕(しみ)と、瓦を固定している瓦桟(たるき上に横方向に設置された木材)の傷みが進んでいました。

瓦桟の傷み状況。雨水の継続的な浸入により木材の劣化が進んでいる
💡 小さな穴でも長期間放置すると内部被害が拡大する 今回の穴は小さなものでしたが、毎回の雨のたびに少量の雨水が侵入し続けた結果、瓦桟まで傷みが及んでいました。「少し雨が漏れているだけ」という状態でも、放置すると下地の木材腐食まで進展します。
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修理の選択肢——3つのプランとそれぞれの特徴

原因が特定できたため、お客様と相談しながら以下の3つのプランから修理方法を選んでいただきます。それぞれに長所・短所があり、ご予算や今後の方向性によって最適解が変わります。

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腐食した鉛板を交換し、雨仕舞いを再施工
トップライトはそのまま残し、劣化した鉛板部分を新しい板金材に交換して雨仕舞いをやり直す。費用は比較的抑えられるが、将来的に再び板金が劣化するリスクはある。
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トップライトをかさ上げして板金を全面やり直し
瓦1枚分程度かさ上げしてトップライトを再設置し、まわりの板金工事をすべて新規施工。天窓を残しながら根本的に雨仕舞いをやり直すため、耐久性が高い。費用はプラン①より高くなる。
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トップライトを撤去し、瓦で葺き直し
天窓そのものをなくして瓦で開口部を塞ぐ。将来的なトップライトに関する雨漏りリスクをゼロにできる。採光は失われるが、メンテナンスの手間がなくなる。費用はプランの中では中程度。
🔍 トップライトがあるお宅は築15年を目安に点検を トップライトまわりの板金は、瓦と接する部分に常に雨水が集中するため、通常の外壁・屋根面より劣化が早いことがあります。施工が正しくても材料は経年劣化します。築15年以上のトップライトは一度点検を受けることをおすすめします。

トップライトの雨漏りについては施工事例(トップライト雨漏り修理)もあわせてご覧ください。屋根全体の点検は屋根診断ページから、雨漏りが気になる方は無料診断をご利用ください。

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