窓リノベ・給湯省エネ・みらいエコ、結局どの工事にいくら出るの?2026年省エネ補助金を工事別に整理
📅 掲載日:2026年4月|本記事は2026年4月時点の情報を基に作成しています。補助金制度は予算上限到達や要件変更により予告なく終了・変更される場合があります。最新情報は各事業の公式サイトでご確認ください。
「窓リノベ・給湯省エネ・みらいエコって聞くけど、結局うちの工事に補助金は出るの?」——今回はそこを掘り下げます。3つの制度それぞれでどの工事に・いくら出るのかを具体的に整理しました。補助金を使ったリフォームを検討中の方はまずここを確認してください。
まず全体像を把握してください。
| 制度名 | 何の工事が対象? | 上限額 | 申請状況 |
|---|---|---|---|
| 先進的窓リノベ2026 (環境省) |
窓・ドアの断熱改修 | 100万円/戸 | ✅ 受付中 |
| 給湯省エネ2026 (経済産業省) |
高効率給湯器への交換 | 〜17万円/台 | ✅ 受付中 |
| みらいエコ住宅2026 (国交省・環境省) |
断熱窓+断熱材+省エネ設備の組み合わせ | 40〜100万円/戸 条件・築年数により変動 |
⏳ 6月受付予定 |
3制度はそれぞれ「担当省庁」が違います。窓は環境省、給湯器は経産省、みらいエコは国交省・環境省。対象工事が重ならなければ併用できます。
「窓を断熱する」ための補助です。工事の種類と窓のサイズ・性能グレードの組み合わせで補助額が決まります。
対象となる工事の種類
- 内窓設置——既存窓の内側に新しい窓を追加する(二重窓)。工期が短く費用対効果が高い
- 外窓交換——サッシごと高断熱窓に交換。カバー工法・はつり工法とも対象
- ガラス交換——サッシはそのままでガラスのみ高性能品に交換
- ドア交換——高断熱ドアへの交換。窓工事との同一契約が条件
補助額の目安(戸建住宅・内窓Sグレードの場合)
| 窓のサイズ | 内窓設置(Sグレード) | 外窓交換・カバー工法(SSグレード) |
|---|---|---|
| 小(〜1.4㎡未満) | 約2〜4万円/箇所 | 約6〜10万円/箇所 |
| 中(1.4〜2.8㎡未満) | 約5〜8万円/箇所 | 約12〜16万円/箇所 |
| 大(2.8〜4.0㎡未満) | 約9〜11万円/箇所 | 約18〜21万円/箇所 |
| 特大(4.0㎡以上) | 約14万円/箇所 | 約23.9万円/箇所 |
※上記は概算です。実際の補助額はグレード・工法・建物種別により異なります。詳細は先進的窓リノベ2026公式サイトでご確認ください。
給湯器を高効率な機種に交換するときの補助です。機種ごとに補助額が異なります。
対象機種と補助額
| 機種 | 基本補助額 | 加算要件を満たす場合 |
|---|---|---|
| エコキュート (ヒートポンプ給湯機) |
7万円/台 | 10万円/台 |
| ハイブリッド給湯機 (電気+ガス併用) |
10万円/台 | 12万円/台 |
| エネファーム (家庭用燃料電池) |
17万円/台(加算なし) | ― |
撤去加算(古い機器を外す場合)
| 撤去する機器 | 加算額 |
|---|---|
| 電気蓄熱暖房機 | 4万円/台(上限2台) |
| 電気温水器 | 2万円/台 |
※エコキュートの撤去は加算対象外です。
みらいエコ住宅2026のリフォーム分は、2026年4月時点で交付申請受付が開始されていません(6月中に開始予定と国交省が3月31日に発表)。工事別の補助単価は3月23日に交付要綱が公表されましたが、詳細な申請手続きはまだ未開示の部分があります。以下の金額は現時点で公表されている内容に基づくもので、変更になる可能性があります。申請前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
そもそもどんな工事が対象?
みらいエコのリフォームは「窓工事が必須+断熱材・省エネ設備から選んで組み合わせる」という構造です。水回りだけ・設備だけでは申請できません。
- 【必須①】開口部の断熱改修(窓・ドア)——これがないと申請不可
- 【必須②③から1つ以上】躯体断熱(外壁・床・屋根)またはエコ住宅設備の設置
- 【任意加算】子育て対応改修・バリアフリー改修・空気清浄機能付きエアコン等
補助上限額(築年数・改修後基準の組み合わせで変わる)
| 改修前の住宅 | 平成28年基準まで引き上げ | 平成11年基準まで引き上げ |
|---|---|---|
| 平成4年基準を満たさない住宅 (概ね平成3年以前築) |
上限100万円 | 上限50万円 |
| 平成11年基準を満たさない住宅 (概ね平成10年以前築) |
上限60万円 | 上限40万円 |
エコ住宅設備の補助額(主なもの・参考値)
| 設備の種類 | 補助額(参考) |
|---|---|
| お風呂(高断熱浴槽) | 約3.2万円 |
| 給湯器(高効率なもの:エコキュート等) | 約3万円 |
| トイレ(節水型) | 約2.1〜2.3万円/台 |
| 水栓(節湯型) | 約6千円/台 |
| 食器洗機・ビルトイン(任意) | 約2.1万円 |
| 浴室乾燥機(任意) | 約2.3万円 |
| 蓄電池(任意) | 約9.6万円 |
※上記は概算参考値です。実際の補助単価は交付要綱の別表に基づきます。合計が5万円未満の場合は申請不可。
3制度は対象工事が重ならなければすべて併用できます。たとえばこんな組み合わせが考えられます。
| 工事内容 | 使える制度 | 想定補助額 |
|---|---|---|
| 内窓を5箇所設置 | 窓リノベ | 約15〜50万円 |
| エコキュートに交換 | 給湯省エネ | 7〜10万円 |
| 内窓+断熱材+トイレ交換をセットで | みらいエコ(6月〜) | 40〜100万円(条件による) |
補助金を最大限活用するには、どの工事を・どの制度に・どの順番で申請するかを業者と事前に整理することが重要です。各制度の申請状況や自治体補助の最新情報は2026年省エネ補助金の現状整理記事もあわせてご覧ください。また住医やたべの補助金・助成金情報ページ随時更新中もあわせてご覧ください。