窓・サッシから雨が入ってくる原因と対処法|場所別に解説
📅 掲載日:2026年3月|本記事は2026年3月現在の情報を基に作成しています。
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雨の日に窓やサッシまわりから水が入ってくる。台風の翌日に気づいた、大雨のたびに染みる——そういうご相談、よくあります。
原因は「サッシが古い」だけじゃなくて、場所によって様々。まずどこから入っているか確認してみてください。
一般的な引き違い窓(左右にスライドするタイプ)は、構造上わずかな隙間があります。通常の雨では問題ありませんが、台風の強風を伴う横殴りの雨や、大量の雨が集中すると浸水することがあります。
主な原因
- ウェザーストリップ(気密材)の劣化:サッシ枠に付いているゴム製のパッキン(参考:ウェザーストリップとはこういうもの※家の窓サッシ用ではありません)。経年で硬化・変形して隙間ができる
- パッキン・ゴムの硬化:ガラスとサッシの間のゴムが硬くなって隙間ができる
- サッシ本体の歪み:経年変化・地震・建物の動きでフレームが歪んで閉まりが悪くなる
- 水抜き穴の詰まり:サッシ下部の水抜き穴が土埃で詰まって水が逆流する
- DIY可水抜き穴の清掃(爪楊枝・細いブラシで詰まりを除去)
- プロへウェザーストリップ・パッキンの交換
- プロへサッシ本体の歪み調整・建付け直し
- プロへ窓の交換・カバー工法
ベランダに面した掃き出し窓で起きやすいのが、ベランダに溜まった水が窓の下部から浸入するケースです。窓自体には問題がなくても、ベランダの排水が追いつかないと水位が上がってきて室内に入ってきます。
主な原因
- ベランダ排水口の詰まり:落ち葉・土・ゴミが溜まって排水できていない
- 排水量の不足:最近のゲリラ豪雨の雨量に既存の排水設備が追いつかないケースがある。排水口の数・サイズが不十分な場合は新規排水口の追加やオーバーフロー管の設置も選択肢
- ベランダ防水の劣化:防水層が傷んで水が下地に染み込む
- 掃き出し窓の下端の高さ不足:大雨・台風でベランダ水位が窓の下端を超える
- サッシと床の取り合い部分のシーリング劣化
- DIY可ベランダ排水口の清掃(まず確認すべき第一ステップ)
- プロへ排水口の追加・オーバーフロー管の設置(排水量が根本的に足りない場合)
- プロへベランダ防水の補修・塗り直し
- プロへサッシ下端のシーリング打ち替え
窓の室内側が濡れているのに、サッシ本体からではなく外壁との取り合い部分から水が入っているケースがあります。表面的には「窓から漏れてる」ように見えても、実際は外壁のシーリング(コーキング)が原因のことも。
主な原因
- サッシ周囲のシーリング劣化:窓枠と外壁の隙間を塞ぐコーキングがひび割れ・剥がれ
- 透湿防水シートの施工不良:新築時の施工ミスが数年後に症状として出るケース
- 窓上部の庇がない・軒が短い:外壁に雨が当たりやすく、シーリングへの負担が大きい
- プロへサッシ周囲のシーリング打ち替え(足場不要の場合も)
- プロへ外壁全体のシーリング打ち替え(外壁塗装とセットが効率的)
天窓は構造上、雨漏りリスクが高い箇所です。屋根面に開口を設けている以上、防水処理が劣化すればそこから水が入ります。「天窓の雨漏り」は経験のない業者が手を出すと悪化するケースもある。
主な原因
- 天窓周囲の板金・シーリングの劣化:屋根材と天窓フレームの取り合い部分
- 天窓本体のパッキン劣化:ガラス部分のゴムが硬化して隙間ができる
- 天窓周囲に落ち葉・ゴミが溜まる:排水を妨げて水が逆流
- DIY可天窓周囲のゴミ・落ち葉の除去(安全に作業できる範囲で)
- プロへ板金・シーリングの補修(屋根上作業・板金の専門知識が必要)
- プロへ天窓の交換・撤去(根本的な解決策として)
天窓の雨漏りについては こちらの記事 で詳しく解説しています。