広報担当、屋根上がります。|このサイトを職人が一人で作っている話
📅 掲載日:2026年3月|本記事は2026年3月現在の情報を基に作成しています。
このサイト、実は広報担当が一人で作っています。その広報担当、普段は営業マンみたいなことをしたり屋根に上がる職人です。おかしな話ですよね。でも、それがうちの会社の正直なところです。
「なんでそんなことを?」という話と、それがお客様にとって何を意味するのかを、今日は正直に書いてみます。
住医やたべのホームページは、社内の人間が一人で作っています。WordPressの設定から、文章を書くこと、SEOの調整まで、全部です。
で、その担当者が何者かというと、普段は職人です。雨漏りを直したり、外壁を診たり。現場の人間がサイトを作っています。
なぜそうなったか
理由は単純で、「自分でできるなら自分でやろう」という話です。Web制作会社に依頼すれば確かにきれいなサイトが上がります。でも、初期費用に数十万、月々の管理費、記事の更新のたびに追加料金。それが何年も続く。
うちは小さな会社です。その費用を払い続けるくらいなら、自分でやった方がいい。そう思って始めました。正直、最初は全然わかりませんでした。今もまだ勉強しながらです。
自分でサイトを作り、自分で記事を書いているので、外部への制作費用がかかりません。かかっているのは、サーバー代とドメイン代、それにGoogleの広告をちょこっと出している程度です。
他のリフォーム会社がどのくらい広告費を使っているかは正確にはわかりませんが、ホームページの制作・運用だけで年間数百万かけている会社は珍しくありません。大手のリフォーム会社ともなれば、広告費は事業費の大きな割合を占めます。
その費用、最終的に誰が払っているか
広告費は会社の経費です。経費は売上から回収しなければなりません。ということは、広告費が高ければ高いほど、それを工事の価格に乗せる必要が出てくる。あるいは、どこかを削る必要が出てくる。
うちの仕事は、大工・水道屋・電気屋・クロス屋・サッシ屋など、複数の職人さんたちと一緒に動いています。現場ごとに必要な職人さんにお願いする形です。
広告費を削って浮いた分を、職人への手間賃に回しています。というか、そもそも手間賃を叩くという発想がありません。長年一緒にやってきた職人さんたちに、適正な金額を払う。それが当たり前だと思っています。
なぜそれが大事か
職人への手間賃を買いたたくと、職人の質が下がります。いい職人は、ちゃんと払ってくれる現場に行きます。当然の話です。お客様に届く工事の質は、職人の質で決まります。
50年以上この仕事をしていると、それが身に染みてわかります。安く叩いて集めた職人で仕上げた工事が、後でどうなるか。見てきています。
人間だから、という話
職人も人間です。「あそこは頑張らないとキレイに納まらないな」「手がちゃんと届かない、どうせ見えないところだからいいだろ」――そういう感情が過ることは、正直あると思います。
そしてもし「安く仕事してるんだからこのくらいでいいだろ」という状況だったら?その感情に引っ張られやすくなるのは、人間として自然なことです。うちの職人はそんなことしない、と言い切れます。でも、構造として起こりうる話だということは知っています。
「しっかり戴いているんだから、それ相応の仕事をしよう」という気持ちになれる環境を作ることが、元請けの仕事だと思っています。
「だからうちを選んでください」という話を大げさに言いたいわけではありません。ただ、見積もりを比較する時に、こういう視点を持っておくといいと思っています。
その会社の価格の内訳はどうなっているか。広告費は?職人への手間賃は?利益率は?全部が見えるわけではありませんが、「なぜこの価格なのか」を説明できる会社かどうかは、話してみるとある程度わかります。
外注するとどうなるか
Web制作を外注すると、確かに手間は省けます。プロがやってくれるので出来はいい。でも、まとまったお金がかかります。そのお金はどこに行くか?どこかで回収することになります。工事の価格だったり、形はいろいろあります。
ちなみにこのサイトの年間コストはいくらか。サーバー代とドメイン代で、だいたい年間1.2万円くらいです。月に換算すると1,000円ですね。破格です(笑)。その分、変なところで回収する必要がない。
あと、実は営業マンでもあります
広報もやって、営業もやって、現場にも出る。我ながら忙しい話ですが、これが今のうちの実情です。お問い合わせいただいたお客様とは、必ず自分が直接お会いしています。電話口だけで終わらせることはしません。よろしくお願いします。
うちはこのサイトを自分で作っています。記事も自分で書いています。その分、価格に正直でいられると思っています。そういう会社です。