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板金瓦棒屋根の雪止め工事|アルミアングル+コーキング先打ちで雨水浸入ゼロを目指す

    
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板金瓦棒屋根の雪止め工事|アルミアングル+コーキング先打ちで雨水浸入ゼロ...

📅 工事施工日:2014年2月

❄️ 板金屋根・雪止め工事

埼玉県さいたま市のお客様宅で実施した、板金瓦棒屋根への雪止め工事の記録です。板金屋根専用の雪止め金具も存在しますが、素材の特性を考慮してアルミアングルを採用。ビス止めとコーキング処理を組み合わせ、雨水が入り込む隙間をゼロにする施工を行いました。

「仕上がりの見た目は誰がやっても大差ない。違いが出るのは見えない部分の仕事」という考え方で、雨水の流れを意識した細部の処理をご紹介します。

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板金瓦棒屋根とは・雪止めの考え方

板金瓦棒(はんきんかわらぼう)屋根は、金属板を細長い棒状の桟(さん)で固定した屋根です。表面が滑らかな金属のため、積雪が滑りやすく、雪止めを設置しないと一気に落下するリスクがあります。

板金瓦棒屋根の全景。縦方向に走る瓦棒(桟)が特徴的な金属屋根
  • 金属表面は摩擦が少なく、積雪が滑落しやすい
  • 瓦棒(縦方向の桟)があるため、設置できる雪止めの種類が限られる
  • ビス穴からの雨水浸入を防ぐ処理が必須になる
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専用金具よりアルミアングルを選んだ理由

板金瓦棒専用の雪止め金具も市販されています。しかし今回はその専用品ではなく、アルミ製のアングル(L字型バー材)を採用しました。

専用金具の課題:鉄製メッキ品の錆リスク 市販の板金瓦棒専用雪止め金具の多くは鉄にメッキを施した製品です。メッキが経年で剥がれると錆が発生し、屋根材を傷めたり雨漏りの原因になったりするリスクがあります。

アルミアングルを選んだ理由は次の3点です。

  • アルミは錆びないため、長期間にわたって屋根材への影響がない
  • 軽量で屋根への荷重負担が少ない
  • 鉄・ステンレスと比較してコストが抑えられる
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施工の流れ|位置決めからコーキング処理まで
STEP 01
チョークラインで取り付け位置を墨出し
粉と糸で直線を引けるチョークラインを使い、アングルを取り付ける位置に正確なラインを引きます。これにより、仕上がりが水平に揃います。
STEP 02
ビス止め位置にコーキングを先打ち
ビスを打ち込む箇所にコーキング材をあらかじめ盛っておきます。この「先打ち」により、ビスを締め込んだときにコーキングが隙間を完全に埋めます。
STEP 03
アルミアングルをビスで固定
コーキングの上にアルミアングルを当て、ビスを締め込みます。締めると余分なコーキングがはみ出し、アングルと屋根面の間の隙間がなくなります。
STEP 04
ビス頭にコーキングを追加
ビスの頭部分にもコーキングを被せます。これでビスの貫通部から雨水が入る経路がすべて塞がれます。
チョークラインで墨出しし、コーキングを先打ちした状態。丸い盛り上がりがコーキング部分
アルミアングルをビス締めした状態。コーキングがはみ出て隙間がなくなっている
「先打ち→ビス締め」の順序が重要 コーキングを後から充填する方法では、ビスと屋根材の間にできた微細な隙間まで完全に埋めることは難しくなります。先打ちしてからビスで押し込むことで、隙間をゼロにできます。
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雨水の流れを考えたコーキングの仕方

コーキング処理で特に注意したのが「水上(みずかみ)側」の端部処理です。ただ形を整えるだけでなく、雨水がどう流れるかを意識してコーキングの形を決めています。

💧 水上側コーキングの端部処理の考え方
水上側
アングルの上流側(雨水が流れてくる側)のコーキングを、両脇まで下に向けて伸ばす
目的
伸ばした部分を伝って雨水がアングル外側へスムーズに流れ、アングル内側に回り込まないようにする
NG処理
端部を短く切り落とすと、雨水が端から回り込みビス周辺に溜まって浸入リスクが高まる
水上側コーキングの端部を下方向に伸ばして仕上げた状態。雨水の流れを誘導するための処理
雪止めアルミアングル工事の完成写真。屋根面に均一に設置され、各所のコーキング処理も完了
仕上がりの見た目は誰が施工しても大差ない 完成した雪止めの外観だけを見ると、施工者による違いはほとんどわかりません。しかし「ビス下のコーキングを先打ちしているか」「水上端部の処理を雨水の流れに沿って行っているか」といった見えない部分の積み重ねが、雨漏りするかしないかの分かれ目になります。

板金屋根の雪止めや屋根のご相談は、無料診断フォームまたはお問い合わせページからどうぞ。屋根診断ページコーキングに関するコラムもあわせてご覧ください。

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