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雨どいの枯れ葉よけネット、つけて大丈夫?現場が見てきた現実

    
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雨どいの枯れ葉よけネット、つけて大丈夫?現場が見てきた現実

📅 掲載日:2026年3月|本記事は現場の実体験をもとにした個人的見解を含みます。
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🗣 本音系コラム

「これをつければ雨どいの掃除しなくていいですよね?」

枯れ葉よけネットについてよく聞かれる。答えは「ケースによる」なんだけど、正直に言うと「つけない方がいい環境の方が多い」というのが現場の実感です。

製品を作っているメーカーさんには申し訳ない気持ちもありますが、現場で見てきたことをそのまま書きます。

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枯れ葉よけネットとは

雨どい(軒樋)の上に取り付けるネット状・メッシュ状のカバーです。落ち葉が雨どいに入らないようにして、詰まりを防ぐのが目的。ホームセンターでも売っていて、DIYで取り付けている方も多い。

売り文句はだいたい「雨どい掃除が不要に」「落ち葉の詰まりを防止」。見た目もすっきりするし、一度つければ楽になる——そう聞こえる。

代表的な製品はこういったものです(参考):
▶ 雨どい枯れ葉よけネット(Amazon)

2
実際に起きること

問題は「落ち葉」だけが詰まりの原因じゃない、というところです。

細かいものはネットを通り抜ける

土埃、砂、苔の胞子、杉・松の細かい葉——これらはネットの目をすり抜けて雨どいに入ります。そして今度はネットの下で堆積していく。大きな落ち葉はネットで止まり、細かい汚れは中に入る。結果、ネットが「フタ」になって内部の汚れが見えにくくなります。

詰まった時の解消が逆に大変になる

ネットなしの状態で雨どいが詰まれば、手や道具を入れてかき出せます。ネットありだとまずネットを外す作業が必要で、固定方法によっては脚立での作業が増える。「詰まりにくくするためのネット」のせいで、詰まりの解消が一手増えます。

ネット自体が劣化する

樹脂製のネットは紫外線で劣化してもろくなります。ボロボロになったネットの破片が雨どいに落ちて、それ自体が詰まりの原因になることもあります。

特に注意が必要な環境:周辺に杉・松・竹がある家は、細かい葉や種がネットの目に詰まりやすく、数年で効果がほぼなくなるケースが多い。こういった環境では「つけても意味がない」という結論になりがちです。
3
効果が出るケース・出ないケース
✅ 効果が出やすい環境
  • 主な詰まり原因が大きい落ち葉(ケヤキ・桜・イチョウなど広葉樹)
  • 屋根勾配がきつく、雨水で自己洗浄されやすい
  • 細かい枯れ葉・砂埃が少ない環境
🚫 効果が出にくい環境
  • 周辺に杉・松・竹がある(細かいものが多い)
  • 屋根が緩勾配で自己洗浄されにくい
  • 土埃・砂が多い地域
  • 苔が生えやすい日当たりの悪い立地
4
結論:つけない+定期清掃の方がトータルで安い

ほとんどの環境では「ネットをつけない+年1〜2回の定期清掃」の方が、トータルのコストと手間が低くなります。

ネットの購入・設置費用、数年後の交換費用、詰まった時の解消手間——これを合計すると、定期的に掃除してもらう方が結局安くつくケースが多い。

雨どい清掃の目安:落葉樹が近くにある家は年2回(春・秋)、そうでない家は年1回が目安。雨どいの詰まりは放置すると外壁への雨水跳ね返りや雨漏りの原因になります。定期的に確認することがいちばんの予防です。
🗣 現場から・余計なひとこと

以前、ハウスメーカーの営業の方に「うちのお客さん、枯れ葉よけネットつけた方がいいですかね」って聞かれたことがあります。

「つけなくていいと思いますよ」って。あくまでも私なら、と加えたうえでで、「つけない代わりに雨どい掃除を定期的にやりますよ、って提案します。そうすればお客さんと直接会える機会ができますよね。何か他の困りごとが出てきたときにも相談してもらいやすくなるし、そっちの方がWin-Winじゃないですか」ってついつい余計なアドバイスをしてしまいました(笑)。

営業的なことはよくわからないですが、定期的に顔を出して状態を見ておく、というのは住まいのメンテナンスとしても理にかなっていると思っています。

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