エアコン買い替えのとき、壁紙も一緒に考えてみませんか|2027年問題と段取りの話
📅 掲載日:2026年3月|本記事は2026年3月現在の情報を基に作成しています。製品仕様・規制内容は変更される場合があります。最新情報はメーカー・各窓口にご確認ください。
エアコンを買い替えるとき、機種を選んで、量販店に頼んで、古いのを外して新しいのを付けて終わり。それで完結するケースがほとんどです。
ただ、古いエアコンを外した後の壁を見ると、日焼けや色ムラが出ることがあります。「あ、ここだけ変色してる」と気になり始めるのは、新しいエアコンが付いてからです。
どうせやるならクロス張り替えも一緒に、という選択肢があります。知ってたらやったのに!と後悔しないようにお話しておきます。
エアコンは設置後、長年同じ場所に固定されます。10年・15年経つと、エアコン本体が日光や室内の空気変化から守っていた部分と、そうでない部分で壁紙の色が変わってきます。
よくある変化のパターン
- エアコン背面の壁紙だけ白く残り、周囲が黄ばんでいる
- 新機種のサイズが旧機種より小さく、取り付け跡がはみ出して見える
- 配管穴の周囲のパテ跡が目立つ
- 取り付け金具の跡がうっすら残る
1部屋まるごと同じ色だったはずが、エアコンを替えた瞬間に「そこだけ古い」状態になる。気になる人は気になります。
冷媒とは、エアコンが熱を運ぶために使う物質のことです。室内機と室外機の間を循環しながら、熱を外に出したり中に取り込んだりしています。現在多くのエアコンに使われている「R410A」という冷媒は、地球温暖化係数(GWP)がCO₂の約2,088倍と非常に高く、国際条約(モントリオール議定書キガリ改正)および国内の「フロン排出抑制法」に基づく規制が強化されています。メーカー各社は環境負荷の低い新冷媒(R32など)対応機種への切り替えを進めており、2027年を目安にR410A機器の製造が実質的に終了に向かっています。
出典:一般社団法人 日本冷凍空調工業会「IPCC第6次評価報告書でのGWP値見直しへの対応」/経済産業省「指定製品製造業者等に対する規制(フロン排出抑制法)」
これが何を意味するかというと、今使っているR410A機種が故障したとき、同じ規格の後継機が選びにくくなる可能性があるということです。
- 設置から10年前後のエアコンはR410A冷媒である可能性が高い
- 新冷媒対応機種は省エネ性能も上がっており、電気代の差が出やすい
- 住宅省エネ補助金(みらいエコ住宅事業など)の対象になるケースもある
なお、窓の断熱改修は補助金の対象になりやすく、エアコン効率の向上にも直結します。あわせて検討したい方は 窓断熱リフォームで電気代削減 もご覧ください。
問題はここです。
家電量販店でエアコンを買うと、基本的にこういう流れになります。
多くの場合、このフローは撤去から設置まで同日または数日以内に完結します。店舗や業者によっては別日対応も可能ですが、標準的な流れでは「壁紙張り替え」が入る隙間はほぼありません。古いエアコンを外した壁の状態を見て「あ、クロスも直したいな」と思っても、その時点ですでに新しいエアコンが付いている、ということが起きやすいです。後からクロスだけ張り替えようとすると、また養生して作業して、という手間が発生します。
クロスも一緒にやろうか、と思っているなら順番はこうです。
要はエアコンを買う前に一言相談してもらえれば、段取りを組めるということです。
- エアコン購入前にリフォーム相談
- 撤去→クロス→取り付けの順で段取り
- 1回の養生・片付けで済む
- 新しいクロスに新しいエアコン
- 量販店でそのまま購入・設置まで完了
- 壁の色ムラが気になり始める
- クロスだけ後からやろうとする
- エアコンを再度外す手間・費用が発生
量販店のポイントを使いたい、メーカーにこだわりがある、という理由は十分です。その場合、購入時に「既存の撤去だけ先にやってもらえますか」と一声かけてみてください。取り付けと撤去を別日にしてもらい、その間にクロス工事を入れる流れです。量販店・業者によって対応可否は異なりますが、聞いてみる価値はあります。
もし撤去と設置を同日でないと無理と言われたら、その時点でご相談ください。全体の段取りを一緒に考えます。
住医やたべでは、エアコンの撤去・新機種の取り付け・クロス張り替えをすべて自社で対応できます。
- 既存エアコンの撤去(冷媒回収含む)
- 新機種の取り付け・試運転確認
- クロス(壁紙)張り替え・部屋単位での対応も可
- 撤去→クロス→取り付けの段取りを一括で調整
窓口がひとつで済むので、「量販店と工務店に別々に連絡して日程を合わせる」という手間が不要です。エアコンの買い替えを検討しているタイミングで、まずお気軽にご相談ください。