リフォーム用語集|よく出てくる専門用語をカテゴリ別に解説
📅 掲載日:2026年3月|リフォームに関する専門用語を分かりやすく解説しています。内容は随時更新します。
わからない用語は担当者にその場で聞くのが一番です。気軽に聞けない雰囲気の業者なら、契約前にもう一度考え直してみてもいいかもしれません。
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サイディングsiding
外壁に使われる板状の仕上げ材の総称。窯業系(セメント系)・金属系・木質系などがある。現在の住宅の外壁として最も普及している。
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モルタルmortar
セメント・砂・水を混ぜた建築材料。外壁の下地や仕上げとして使われる。築古の住宅に多い。乾燥するとひび割れ(クラック)が起きやすい。
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チョーキング現象chalking
外壁を手で触ると白い粉が付く状態。塗料の樹脂が紫外線で劣化し、顔料だけが残ることで起きる。塗り替えのサインのひとつ。
→ コケ・チョーキング・錆垂れの見分け方と対処 -
コーキング(シーリング)caulking / sealing
サイディングの目地や窓周りの隙間を埋める弾力性のある充填材。防水の要となる部分で、経年劣化でひび割れや剥離が起きると雨漏りの原因になる。
→ コーキングとシーリングの違い / 塗装と打ち替え、どちらを先に? -
クリア塗装clear coating
透明な塗料で外壁を保護する工法。現在の色・柄をそのまま活かせる。多色デザインのサイディングに有効。劣化が進んだ外壁には施工できない。
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スレート屋根slate roof
セメントと繊維材を混ぜた薄い板状の屋根材(化粧スレート)。コロニアル・カラーベストとも呼ばれる。軽量で普及率が高いが、定期的な塗装メンテナンスが必要。
→ 瓦・スレート・ガルバを現場目線で比較 -
ガルバリウム鋼板Galvalume steel
アルミニウム・亜鉛・シリコンでメッキされた鋼板。軽量・耐久性・耐食性に優れ、屋根や外壁材として使われる。近年人気が高い。
→ 瓦・スレート・ガルバを現場目線で比較 -
カバー工法cover method
既存の屋根や外壁の上から新しい材料を重ねて貼る工法。撤去・処分費がかからず工期が短い。ただし重量が増すため、建物の状態によっては不向きな場合がある。
→ 屋根材の種類と特徴|現場目線で比較 -
葺き替えre-roofing
既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を施工すること。カバー工法より費用・工期がかかるが、下地の確認・補修ができる。
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雨樋gutter
屋根に降った雨水を集めて地面や下水に流すための管・樋。詰まりや破損があると外壁や基礎への雨水浸入につながる。定期的な清掃と点検が必要。
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軒天(のきてん)soffit
屋根の軒(屋根が外壁より張り出した部分)の裏側の仕上げ面。雨や紫外線の影響を受けやすく、剥がれ・染みが発生すると雨漏りのサインのことがある。
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面積効果area effect
色は面積が大きいほど明るく・薄く見える視覚的特性。外壁塗装の色選びで小さい色見本で選ぶと仕上がりが想定より明るくなる原因になる。
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下地処理surface preparation
塗装・仕上げ工事の前に行う補修・清掃作業。ひび割れの補修、高圧洗浄、ケレン(さび落とし)などが含まれる。仕上がりの品質を左右する重要な工程。
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フッ素塗料fluorine coating
フッ素樹脂を使った高耐候性塗料。耐用年数は15〜20年程度で塗料グレードとしては最上位クラス。初期費用は高いが長期的なコストパフォーマンスに優れる。
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無機塗料inorganic coating
ガラスや石などの無機成分を配合した塗料。紫外線による劣化が起きにくく、耐用年数20年以上を謳う製品もある。現在最高グレードの外壁塗料のひとつ。
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棟(むね/とう)ridge / building unit
「むね」と読む場合は屋根の最も高い部分、または屋根面が交わる部分のこと。棟板金が浮いたり釘が抜けたりすると雨漏りや飛散の原因になる。台風後は優先的に確認すべき箇所。
「とう」と読む場合は建物を数える単位(例:1棟・2棟)として使われる。見積書や契約書でも使われるので読み間違えないよう注意。 -
雨漏り診断leak inspection
雨漏りの原因箇所を特定する調査。散水試験・赤外線調査・目視調査などの方法がある。原因を特定せずに補修しても再発するため、専門業者による診断が重要。
→ 雨漏りが起きたらまずやること -
ルーフィングroofing felt / underlayment
屋根材の下に敷く防水シートのこと。瓦やスレートなどの屋根材が破損したり隙間ができたりしても、ルーフィングが第二の防水層として雨水の侵入を防ぐ。耐用年数は20〜30年程度で、屋根材より先に劣化することがある。葺き替え工事ではルーフィングの交換も同時に行う。
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ユニットバスunit bath
浴槽・壁・床・天井がセットになった工場生産の浴室ユニット。現場で組み立てるだけで設置できる。タイル張りの在来工法と比べて工期が短く、防水性が高い。
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在来工法(浴室)traditional bathroom
現場でタイルや防水層を施工する浴室の工法。デザインの自由度が高いが、目地からの水の浸入・カビが発生しやすく、メンテナンスコストがかかりやすい。
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給湯器water heater
お湯を沸かして各水栓に供給する機器。ガス・電気・エコキュートなど種類がある。一般的な交換目安は10〜15年。スマート給湯器はスマホからの遠隔操作が可能。
→ 給湯器交換の基礎知識 -
エコキュートEcoCute
大気中の熱を利用してお湯を沸かすヒートポンプ式給湯機。電気を使うが消費電力が少なく、光熱費の削減効果が高い。補助金対象になることが多い。
なお「おひさまエコキュート」は太陽光発電システムとの連携を前提とした派生モデルで、安い夜間電力ではなく昼間の自家発電でお湯を沸かすことに特化している。太陽光パネルを設置済み・導入予定の家庭向け。2026年の給湯省エネ事業でも補助対象。
→ 省エネ補助金2026年版 -
洗面化粧台vanity unit
洗面ボウル・水栓・鏡・収納が一体になった設備。交換目安は15〜20年。収納力・照明・三面鏡など機能面でのアップグレードも人気。
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トイレ一体型・分離型integrated / separate toilet
一体型はタンク・便器・便座が一体化したタイプ。分離型(組み合わせ型)は部品ごとに交換できる。一体型はデザインがすっきりするが、故障時の部品交換コストが高い傾向。
→ トイレメーカー比較|タンクレスvsタンクあり -
排水トラップdrain trap
排水管に設けられた水がたまる部分(封水)。下水の臭いや害虫が室内に上がってくるのを防ぐ役割がある。長期間使わないと封水が蒸発して臭いが上がることがある。
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混合水栓mixing faucet
お湯と水を混ぜて温度調整できる水栓。サーモスタット式(温度を自動調整)とシングルレバー式(レバーで調整)がある。節水型への交換で光熱費削減効果もある。
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水漏れ(配管)pipe leak
給水・給湯・排水管からの漏水。壁や床の中で起きると気づきにくく、建物内部の腐食・カビの原因になる。水道メーターが動き続ける場合は配管漏れを疑う。
→ 水漏れ放置のリスクと対処法 -
システムキッチンsystem kitchen
シンク・コンロ・作業台・収納が一体化したキッチン設備。I型・L型・対面型などレイアウトの種類がある。交換目安は20〜25年。
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IHクッキングヒーターIH cooking heater
電磁誘導を利用した電気調理器。炎が出ないため安全性が高く、掃除がしやすい。ガスコンロからの切り替えにはキッチン周りの電気容量(200V対応)の確認が必要。
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床下浸水underfloor flooding
大雨・台風・排水管詰まりなどで床下に水が入り込む現象。放置するとシロアリ被害・木材腐朽・カビの温床になる。早急な乾燥・消毒が必要。
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シロアリ被害termite damage
シロアリが木材を食い荒らす被害。床下の湿気が多い場所や水回り周辺で発生しやすい。発見が遅れると構造材にまで影響が及び、耐震性が著しく低下することがある。
→ 床がふわふわ・羽アリが出た。シロアリが怖い理由と梅雨前に確認 -
給水管・給湯管water supply pipe
水道水(給水管)やお湯(給湯管)を各水栓に届けるための配管。築30年以上の住宅では鉄管が使われていることがあり、腐食・赤水・水圧低下の原因になる。
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防臭キャップodor cap
排水管と床の接続部に取り付けるキャップ。隙間から下水の臭いが室内に漏れるのを防ぐ。キッチンや洗面台下でよく見られる。劣化すると臭いの原因になる。
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浴室乾燥機bathroom dryer
浴室内に設置する換気・乾燥・暖房機能を持つ機器。洗濯物の室内干しや冬場のヒートショック対策に有効。換気扇との交換工事で後付けできるケースもある。
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クロス(壁紙)wallpaper
壁や天井に貼る仕上げ材の総称。ビニルクロスが最も普及しており、デザインが豊富で価格も手頃。布クロス・紙クロス・珪藻土クロスなど素材の種類もある。
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ビニルクロスvinyl wallpaper
塩化ビニル樹脂を主原料とした壁紙。水拭きできて汚れに強く、施工しやすいため住宅の壁紙として最も広く使われている。
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珪藻土(けいそうど)diatomite
藻類の化石が堆積した土を原料とした左官材料。調湿・消臭・吸放湿性能に優れる。塗り壁として施工する。ビニルクロスと比べて費用は高め。
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フローリングflooring
木質系の床材の総称。無垢材(天然木の一枚板)と複合フローリング(合板に薄い木材を貼り合わせたもの)がある。複合フローリングは反り・収縮が少なく扱いやすい。
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クッションフロアcushion floor
塩化ビニル製のシート状床材。クッション性があり、防水性が高く水回りに向いている。フローリングより安価で施工しやすいが、耐久性・高級感はフローリングに劣る。
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フロアタイルfloor tile
硬質な塩化ビニル製のタイル状床材。クッションフロアより硬く耐久性が高い。石材・木目などリアルなデザインが多く、店舗・オフィスでも使われる。
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畳(たたみ)tatami
い草を編んだ床材。日本の伝統的な床仕上げ材。調湿・断熱・防音効果がある。交換目安は表替えで5〜7年、裏返しで2〜3年、新調で10〜15年程度。
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間取り変更floor plan change
壁の撤去・移動などによって部屋のレイアウトを変える工事。構造壁(耐力壁)は撤去できないため、事前に専門家による確認が必要。
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耐力壁(たいりょくかべ)load-bearing wall
建物の荷重や地震力に抵抗するために設けられた壁。撤去すると建物の強度が大きく低下するため、間取り変更の際は必ず事前確認が必要。
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下地材(したじざい)backing material
壁・床・天井の仕上げ材の裏側に使われる骨組みや板材。石膏ボード・合板・木材など。仕上げ材の種類によって対応する下地が異なる。
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石膏ボードgypsum board
石膏を芯材として紙で挟んだ板材。壁や天井の下地として広く使われる。防火性・遮音性に優れるが水に弱く、水回りへの使用は注意が必要。
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二重天井double ceiling
構造体の天井の下に仕上げ用の天井を設ける工法。天井裏の配管・配線の収納や、防音・断熱性の向上に効果がある。天井高を自由に設定できる。
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床の間(とこのま)tokonoma
和室に設けられた掛け軸・生け花などを飾るための凹んだスペース。和室の洋室化リフォームでは撤去・収納スペースへの転用が多い。
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造作家具(ぞうさくかぐ)built-in furniture
現場で壁・床に固定して作り付ける家具。収納棚・カウンター・本棚などが多い。市販家具と違い、空間にぴったり合わせられるが費用は高め。
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重ね張り(かさねばり)overlay flooring
既存の床材を撤去せず、上から新しい床材を貼る工法。撤去・処分費が不要で工期が短い。ただし段差が生じるため、敷居や建具との取り合いに注意が必要。
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防音対策soundproofing
音の伝わりを減らすための工事や建材の総称。床への防音マット・防音フローリングの採用、壁への吸音材充填などがある。集合住宅では特に重要。
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L値(エルち)L-value
床の防音性能を示す等級。数値が低いほど遮音性能が高い。L-40・L-45などと表記される。マンションの管理規約でL値の基準が定められているケースがある。
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真壁・大壁(しんかべ・おおかべ)exposed-column wall / concealed-column wall
木造住宅の壁の納め方の2種類。真壁(しんかべ)は柱や梁を壁の外側に露出させる工法で、和室に多い伝統的な仕上げ。木の表情が見えて温かみがあるが、職人技術が必要でコストが高め。大壁(おおかべ)は柱を石膏ボード・クロスで覆い隠す工法で、現代の洋室で主流。すっきりした見た目で断熱・耐震性能を組み込みやすい。和室を洋室にリフォームする際は、真壁から大壁への変更が伴うことが多い。
※「真壁」は建築用語では「しんかべ」と読む。「まかべ」は地名・人名の読み方で、建築では誤り。
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耐震等級seismic grade
建物の地震に対する強さを示す等級。等級1〜3があり、等級3が最も高い(等級1の1.5倍の耐震性)。住宅ローン減税・地震保険の優遇に関係することがある。 参考:国土交通省「住宅の品質確保の促進等に関する法律」
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旧耐震基準・新耐震基準old / new seismic standard
1981年6月以前に建てられた建物が旧耐震基準適用。新耐震基準は震度6強〜7の地震でも倒壊しないことを目標とする。旧耐震の建物は耐震診断・補強が推奨される。 参考:建築基準法(昭和56年6月1日改正施行)
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耐震診断seismic diagnosis
建物の耐震性能を専門家が調査・評価すること。診断結果をもとに必要な補強工事の計画を立てる。自治体による費用補助があるケースが多い。
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制震・免震vibration control / seismic isolation
制震は建物内にダンパーを設けて揺れのエネルギーを吸収する工法。免震は建物と地面の間に装置を設けて揺れを伝えにくくする工法。耐震とあわせて理解したい概念。
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断熱材insulation material
壁・床・屋根に充填・貼り付けて熱の移動を抑える材料。グラスウール・ロックウール・発泡ウレタンなど種類がある。断熱性能が高いほど冷暖房効率が上がる。
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UA値(ユーエーち)UA value
住宅全体の断熱性能を示す外皮平均熱貫流率。数値が低いほど断熱性能が高い。省エネ基準や補助金の要件として使われることが多い。 参考:国土交通省「建築物省エネ法」
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結露(けつろ)condensation
温度差によって空気中の水蒸気が水滴になる現象。窓ガラス・壁の内部で発生しやすく、放置するとカビ・木材腐朽の原因になる。断熱・換気の改善で対策できる。
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ヒートブリッジ(熱橋)thermal bridge
断熱層の中に金属など熱を伝えやすい素材が通っている部分。そこだけ断熱が切れるため、結露や熱損失の原因になる。高性能断熱住宅では対策が求められる。
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内窓(二重窓)inner window
既存の窓の内側にもう一枚窓を設置する工法。断熱性・防音性・防露効果が大きく向上する。工事が短時間で終わり、補助金対象になりやすい。
→ 窓断熱リフォームで電気代削減 / 窓の選び方 -
Low-EガラスLow-E glass
ガラス表面に金属膜をコーティングし、熱の移動を抑えたガラス。断熱性・遮熱性に優れ、冷暖房効率の向上に効果がある。複層ガラスと組み合わせて使われることが多い。
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複層ガラス(ペアガラス)double glazing
2枚のガラスの間に空気やアルゴンガスを封入したガラス。断熱性・防音性が単板ガラスより大幅に高い。窓リフォームの基本的な選択肢。
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気密性(きみつせい)airtightness
建物の隙間の少なさを示す性能。気密性が高いほど計画換気が機能しやすく、断熱性能も発揮されやすい。C値(相当隙間面積)で表される。
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換気システムventilation system
室内の空気を入れ替える仕組み。2003年以降の建物は24時間換気の設置が義務付けられている。第1種(給排気とも機械)・第3種(排気のみ機械)などがある。 参考:建築基準法第28条の2(平成15年7月施行)
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床断熱・基礎断熱floor / foundation insulation
床断熱は床下に断熱材を施工する工法。基礎断熱は基礎の内側または外側に断熱材を施工し、床下も室内環境に含める工法。それぞれ特徴・メリットが異なる。
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ヒートショックheat shock
急激な温度変化によって血圧が急変する現象。冬場の脱衣所・浴室で起きやすく、心筋梗塞・脳卒中を引き起こすリスクがある。浴室暖房・断熱リフォームで予防できる。
→ ヒートショック対策リフォームの基礎知識 -
アスベスト(石綿)asbestos
かつて建材として広く使われた繊維状鉱物。2006年以前の建物に含まれている可能性がある。吸引すると肺がん・中皮腫を引き起こすリスクがあり、解体・改修前の調査が義務付けられている。
→ アスベスト事前調査義務化 参考:大気汚染防止法(令和3年改正、令和5年10月施行) -
ZEH(ゼッチ)Zero Energy House
断熱・省エネ・再生可能エネルギーの創出により、年間の一次エネルギー消費量をネットでゼロにすることを目指した住宅。国の補助金対象となりやすい。
※一次エネルギーとは、石油・ガス・電気などの元となるエネルギーの総量のこと。家庭で使う電気・ガス・灯油をすべて含めた消費量の合計で評価される。 参考:経済産業省 資源エネルギー庁「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」
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住宅省エネ2026キャンペーンhousing energy-saving campaign 2026
国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携した住宅省エネ補助金制度。断熱窓・給湯器・エアコンなどの省エネ改修に補助が出る。2026年3月下旬より申請受付開始予定。
→ 省エネ補助金2026年版 / 補助金情報ページ -
先進的窓リノベ事業advanced window renovation
住宅省エネキャンペーンの一事業。内窓設置・窓交換など断熱窓への改修に最大20万円の補助が出る。予算上限に達し次第終了する。
→ 窓断熱リフォームで電気代削減 -
給湯省エネ事業water heater energy-saving program
住宅省エネキャンペーンの一事業。エコキュート・ハイブリッド給湯器・エコジョーズへの交換に補助が出る。最大12万円程度。
→ 給湯器交換の基礎知識 -
介護保険住宅改修long-term care housing renovation
要介護・要支援の認定を受けた方が対象。手すりの設置・段差解消・滑り止めなどのバリアフリー改修に上限20万円の補助(自己負担1〜3割)。工事前に市区町村への申請が必要。
→ バリアフリーリフォームコラム 参考:介護保険法第45条(居宅介護住宅改修費)/厚生労働省「住宅改修」 -
耐震改修促進事業seismic retrofit promotion
旧耐震基準の建物の耐震診断・補強工事を支援する自治体の補助制度。補助内容は自治体によって異なる。埼玉県内の多くの市町村で実施されている。
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住宅ローン減税mortgage tax deduction
住宅ローンを利用してリフォームした場合、年末のローン残高の一定割合を所得税から控除できる制度。控除率・控除期間は工事内容・時期によって異なる。 参考:租税特別措置法第41条の3の2
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リフォーム減税(投資型)renovation tax credit
ローンを使わない自己資金のリフォームでも、耐震・省エネ・バリアフリー工事などの要件を満たせば所得税の控除が受けられる制度。
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固定資産税の軽減措置property tax reduction
耐震・省エネ・バリアフリーリフォームを行うと、一定期間、固定資産税が軽減される制度。要件や軽減期間は工事内容によって異なる。工事後に市区町村へ申告が必要。
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特定空き家specified vacant house
空家等対策特別措置法に基づき、倒壊・衛生・景観上の問題があると自治体が認定した空き家。指定後に勧告を受けると固定資産税の住宅用地特例が解除され、最大約6倍の課税になる場合がある。 参考:空家等対策の推進に関する特別措置法
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長期優良住宅long-life quality housing
耐久性・耐震性・省エネ性・維持管理のしやすさなど一定の基準を満たした住宅として認定を受けたもの。税制優遇・補助金の対象になりやすい。 参考:長期優良住宅の普及の促進に関する法律
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既存住宅状況調査(インスペクション)home inspection
建築士が既存住宅の基礎・外壁・屋根・設備などを調査し、劣化状況や不具合を報告する検査。中古住宅の売買やリフォーム前の状態確認に使われる。 参考:住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)
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瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)warranty against defects
引き渡し後に欠陥(瑕疵)が発見された場合に業者が負う責任。新築住宅は10年間の瑕疵保証が義務。リフォームの場合は契約内容による。 参考:住宅の品質確保の促進等に関する法律第94条
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建設業許可construction business license
500万円以上の工事を請け負うために必要な国土交通大臣または都道府県知事の許可。500万円未満の軽微な工事は許可なしでも可能だが、許可業者かどうかは業者選びの基準のひとつ。 参考:建設業法第3条
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住宅リフォーム事業者団体登録制度registered reform contractor
国土交通省が認定するリフォーム事業者の団体登録制度。登録団体に所属する業者は一定の基準を満たしているとされ、消費者の業者選びの参考になる。
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クーリングオフcooling-off
訪問販売や電話勧誘による契約を、契約書受領から8日以内であれば無条件で解除できる制度。店舗での契約や自ら業者に連絡した場合は適用されない場合がある。
→ リフォーム契約前に必ず確認すべきこと 参考:特定商取引法第9条 -
工事保証(保証書)construction warranty
施工業者が工事後に発生した不具合に対して無償で対応することを約束した書面。保証内容・保証期間は業者によって異なる。受け取り後は必ず保管しておく。
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見積書estimate / quotation
工事内容・使用材料・施工費・諸経費などを項目ごとに記載した書類。複数業者から取って比較する「相見積もり」が推奨される。単価・数量・合計が明記されているかを確認する。
→ リフォーム見積書の読み方 -
相見積もり(あいみつもり)competitive bidding
複数の業者に同条件で見積もりを依頼し、内容・価格・条件を比較すること。
→ 業者選び・見積もりの取り方 -
諸経費miscellaneous expenses
工事に伴う現場管理費・交通費・廃材処分費・養生費などをまとめた費用項目。見積書に「一式」と記載されることが多い。内容を業者に確認するとよい。
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養生(ようじょう)protection / masking
工事中に周囲の建材・設備・床などを汚れや傷から守るための保護作業。シートやテープで覆う。養生の丁寧さは業者の施工品質を見るひとつの指標。
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施工管理技士construction manager
建設工事の施工計画・品質管理・安全管理などを行う国家資格保有者。建築・土木・管工事・電気工事など種別がある。住医やたべでは複数の施工管理技士が在籍。
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建築板金技能士architectural sheet metal technician
屋根・外壁の金属板金工事を行う技能士の国家資格。屋根の葺き替え・板金加工などを専門とする。住医やたべは建築板金技能士会会長賞を受賞。
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一般建築物石綿含有建材調査者asbestos investigator
建物の解体・改修工事前にアスベスト含有建材の事前調査を行うことができる国家資格。2023年より資格者による調査が義務化された。住医やたべでは資格保有者が在籍。
→ アスベスト事前調査義務化 参考:大気汚染防止法(令和3年改正、令和5年10月施行) -
工程表construction schedule
工事の開始から完了までの作業スケジュールを示した表。着工日・各工程の期間・完工予定日が記載される。工事前に業者から受け取り、確認しておく。
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着工・竣工・引き渡しstart / completion / handover
着工は工事の開始。竣工(しゅんこう)は工事の完了。引き渡しは完成した建物を施主に渡す時点。リフォームでは引き渡し時に仕上がりの確認(竣工検査)を行う。
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追加工事additional work
工事着工後に発覚した問題や、施主の要望変更によって当初の見積もりに含まれていなかった工事が発生すること。追加費用が生じるため、事前の合意・書面化が重要。
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仮設工事temporary work
本工事を行うために一時的に設置する足場・養生・仮囲いなどの工事。外壁塗装や屋根工事では足場代が工事費の約15〜20%を占めることがある。
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足場scaffolding
外壁・屋根工事時に職人が作業するために設置する仮設の台。設置・撤去に費用がかかるため、外壁塗装と屋根塗装は同時施工で足場代を共有するのがコスト的に有利。
→ 足場が必要な理由 -
訪問販売(飛び込み営業)door-to-door sales
業者が突然自宅を訪問して工事を勧誘する販売形式。「屋根が壊れている」などと不安をあおる手口に注意が必要。クーリングオフの対象となる。
→ 「無料点検に来ました」は詐欺かもしれない / 契約前に必ず確認すべきこと -
サブリースsublease
不動産会社が物件を一括借り上げし、入居者に転貸する形式。オーナーは空室リスクを減らせるが、賃料が相場より低く設定されることが多い。契約内容の確認が重要。
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インスペクション(既存住宅調査)home inspection
建築士が行う住宅の状態調査。雨漏り・構造上の問題・設備の不具合などをチェックする。中古住宅購入前やリフォーム計画前に実施するのが理想。
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リフォームローンrenovation loan
リフォーム費用を分割払いで借り入れるローン。住宅ローンより金利は高めだが、担保不要で借りやすい無担保型が多い。銀行・信用金庫・リフォーム会社の提携ローンなどがある。
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マンションリフォームマネージャーcondominium reform manager
マンションのリフォームに関する専門知識を持つ資格者。管理組合との調整・工事の計画・施工管理などを行う。住医やたべでは資格保有者が在籍。