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コロニアル屋根の雨漏りは塗装が原因じゃないケースがある|棟の防水紙破れを見落とすな

    
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コロニアル屋根の雨漏りは塗装が原因じゃないケースがある|棟の防水紙破れを...

📅 施工日:2013年4月

🏠 コロニアル屋根 / 雨漏り原因調査

コロニアル屋根の雨漏り原因としてよく挙げられるのが「塗装の方法」や「タスペーサー未使用」です。しかし実際の現場では、それ以外の見落とされがちな原因で雨漏りしているケースも少なくありません。今回は棟部分の防水紙の破れが原因だった事例を紹介します。

1
よく言われる原因:塗装とタスペーサーの話

コロニアル屋根の塗装において、塗料が重なり合う部分(毛細管現象で雨水が吸い上がりやすい箇所)を適切に縁切りしないと、雨水が屋根内部に浸入することがあります。これを防ぐために使われるのがタスペーサーという部材です。

【タスペーサーとは】コロニアルとコロニアルの重なり部分に差し込んで隙間を確保する小さな部品です。塗装後に隙間がふさがることで起こる雨水の逆流・浸入を防ぎます。塗装工事の際には必須の処理です。
タスペーサー・コロニアル屋根の塗装時に使用する縁切り部材

ただし、タスペーサーを使って正しく塗装しても、それだけでは解決しない雨漏りの原因が別にあることがあります。

2
見落とされがちな原因:棟部分の防水紙の破れ

今回の調査で発見したのは、棟(屋根の頂上部分)の防水紙が破れているという状態でした。棟は左右の屋根面が合わさる最上部にあたり、雨水が最初に当たる箇所です。ここの防水紙が切れてしまうと、塗装の良し悪しやタスペーサーの有無に関係なく、雨水が直接下地に浸入します。

棟部分の防水紙が破れた状態・コロニアルをめくって確認

写真で横になっているのがコロニアル、その上で二枚に割れているのも同じコロニアルです。そのさらに下に見える割れたような状態のものが防水紙です。完全に機能を失っています。

棟下の防水紙破れ・拡大確認・雨水浸入の痕跡
【防水紙が切れている状態では塗装は意味をなしません】屋根の防水性能は「瓦・コロニアル」+「防水紙」の二重構造で成り立っています。防水紙が機能していない状態では、表面をどれだけきれいに塗装しても雨水の浸入は止まりません。根本原因の特定が先決です。
3
「塗装する前」に屋根の状態を確認することが大切

屋根の塗装を検討しているお宅では、塗装工事の前に屋根材の内部状態を確認することを強くお勧めします。防水紙の破れや棟下地の傷みは、屋根に上がって確認しないと発見できません。

  • 塗装業者に依頼する前に、屋根の状態診断を受ける
  • 棟まわり・谷まわりの防水紙の状態を確認してもらう
  • 雨漏りの既往歴がある場合は原因箇所を特定してから塗装する
  • 築15年以上のコロニアル屋根は防水紙の寿命を考慮する
【塗装と補修は別の工事です】塗装は美観の回復と表面保護が目的です。防水紙の交換・棟の補修・タスペーサー処理は別途必要な工事です。「塗装したから安心」ではなく、屋根全体の状態を把握したうえで必要な工事を判断してください。まずは無料の屋根診断からご相談ください。
「塗装したのにまだ雨漏りする」「原因がわからない」という方へ
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